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ポートレートの可能性 / 死ぬまでにもう一度作りたかった自分にしかできないもの
私がフォトグラファーとして復帰した時、広告出版業界の頃とは違う、何か他の、誰にも真似できない独自の立ち位置を築こうと考えました。
かつてストリートファッション誌の表紙などで表現していた、私のポートレートスタイルやビジュアルは、他のフォトグラファーやファッション誌に模倣され、大きな悔しさを味わった経験があります。
だからこそ、死ぬまでにもう一度オリジナルなスタイルを確立したい。
その強い意志のもと、簡単には模倣できないであろうコンセプトに着目し試行錯誤を重ね、ここまで歩んできた結果…
「存在認知/ストローク」
を根底としたポートレートに辿り着きました。
そのコンセプトの内容は以下の通りです。
9月1日


フォトグラファー 第一幕
第一幕
Parisで個展を行っていた時代
身体が弱かった幼少期や、表現・表出を素直に行うことができずに自分を抑えていた子ども時代の未経験や未学習を取り戻し、更に社会の中でひとりで生きていくための自己効力感を習得するための時間であった。
第二幕
がむしゃらな商業フォトグラファーの時代
ここではコミュニケーションの基本と言われている「表出・表現・交渉」をビジネスの場で実践しながら学び、学びながら実践していた時代。
なかでも多くを占めていたものは、自分が持つ専門的知識と専門的技術と感性(これらを表現と呼ぶ/一部表出)を
8月11日


My portrait photography concept a doorway to becoming.
“The answer you seek lies within that single frame.”
The portraits I create are devoted to a singular focus.
At their core flows the philosophy of acknowledging existence—
what psychology refers to as a stroke, defined as:
“I know that you are there.”
8月4日


静寂の向こう / Beyond the Silence
自分を生きようとすればするほど、世界は遠ざかり、
その果てに、孤独の静寂を愛するようになる。
けれど、耳の奥や頭の中で低く唸り響くモーター音の様な慢性的な耳鳴りが、その貴重な静寂さえも掻き乱す。
だが皮肉なことに、その耳鳴りと難聴のおかげで、
世間の雑音は幾分か遠のいているのだ。
The more one strives to live true to oneself,
the more the world drifts away,
and at the end of that distance,
one learns to love the stillness of solitude.
Yet, a chronic ringing—
like the low hum of a motor echoing deep within the ears and head—
disturbs even that precious silence.
And yet, in a cruel irony,
it is this tinnitus a
7月29日


アウト老のすすめ / みうらじゅんさん
老いるショック、老け活、そしてアウト老...
さすがです!
YouTubeでも拝見しておりましたが、本書も購入してしまいました。
しばらくは、僕のバイブルになりそうです。
みうらじゅんさんのような少し年上の存在がいてくださるおかげで、僕のような人間も少し生きやすくなります。
そういえば、僕がまだ出版・広告業界にいた頃のこと
7月21日


やはり鍵を握るのは教育。
フィンランドのように、日本より二桁も少ない人口で国家を運営している国だってあるのです。つまり、人の質が上がれば、日本でもきっとできる。
結局のところ… やはり鍵を握るのは「教育」です。
人を育てることに本気で向き合わなければ、社会の根底は変わりません。これからの日本を再構築していくためには、一人ひとりが自分の頭で考え、専門性を持って行動できるような人材を育てていく。それこそが、本当に必要な教育なのではないでしょうか。
7月7日


部屋の整理と自分の人生
このところ考えることがあります。
家にある「物」の見える化をやらなくてはいけない(wantではなく、あえてのmust)。
頭や心の中にある思考や感情は、日々の言葉(文章)による外在化(見える化)で、ある程度の整理整頓はできていますが、物理的な物の見える化はきちんとできていません。
僕の場合のその「物」とは、洋服や靴、そしてフィルム時代に仕事や作品撮りで撮影したフィルム、ポスターやカタログ、雑誌の表紙などの印刷物です。
見える化するにもスペースに限りがあるため、捨てるという選択も必要となりますが...
6月25日


中年期の危機(Midlife Crisis)において意識的に行っていたこと
僕が中年期の危機(Midlife Crisis)の渦中において意識的に継続していたこと。
①軽いジョギング
②書くこと(外在化)
③自分の専門カテゴリー以外の勉強
①のジョギングは脳の活性化のため。
中年期の危機においてはネガティブな思考になってしまうことも珍しくないため、ほぼ毎日ジョギングという有酸素運動で脳の活性化を行っていた。
これにより次の「書くこと」においても比
6月18日


中年期の危機を経て辿り着いたポートレートの可能性
Recognition of Existence / STROKE
“The answer you seek lies within that one frame.”
I would never have arrived at this without going through the Midlife Crisis—
and of course, without every experience and lesson I’ve carried with me since childhood.
It’s all of it that shapes who I am, here and now.
5月30日


セルフ-カウンセリングとチャットGPT / 言葉による心の外在化
心理カウンセリングにおける気づきが出てくるあの瞬間そのものがアートであり、ポートレート撮影と同じものであると、私は感じています。
4月10日


HSPである私が撮るポートレートは魔法のようだと言われる理由
自分自身を知り、理解することができたのは、人生をある程度生きた41歳の頃に臨床心理学を学び、その専門的知識と技術を日常に落とし込み、数年かけて自身の違和感を分析した結果によるものでした。
2023年8月30日


人は誰でも孤独である/存在認知(ストローク)/ポートレートと心理学
人は誰でも孤独である。
故に人は「孤独」と「さみしさ」の違い、その異なりを理解しなければいけない。
私は人生で学んだことを可能な限り自分の言葉でお伝えることを意識していますが、今回の場合はよりわかりやすくお伝えしたいこともあり、参考資料から下記に引用させていただきます。
2023年2月8日


人の心が一番欲しいもの/ポートレートと心理学/存在認知(ストローク)
また高齢者社会へのご提案として、
高齢になると益々簡単ではなくなるストロークの交換を、どこで確保するのか考えておくことも必要であり、可能であれば自ら周りと協力し、ストロークの交換ができる場所作りを考える必要があると思います。
2023年1月27日


家族写真
「家族とは社会の中の一番小さな集団組織である」
私はフォトグラファーとしての仕事において1対1で撮るポートレートをメインにしていますが、家族写真のご依頼を受けることも珍しくありません。
臨床心理学の実践経験とスキルがあるということも関係して、私にご依頼される家族写真には少
2023年1月16日


その言葉や行動は他者への思いやりではなく、自分のためのものかもしれません。/ 臨床心理学のスキルと経験を持つフォトグラファーMAL / 存在認知(ストローク)
人の心はストロークが無いと生きていけない。また人は社会や他者へ貢献することにより大きな幸せを感じることができます。
故に思いやりに見えているその言葉や行動は、他者を思いやるためのものではなく、本人のストロークが欲しい、幸せを感じたいという感情の現れである場合も珍しくありません。
2022年12月24日


頑張らない、無理をしない人生 / ポートレートと心理学 / 存在認知(ストローク)
よく耳にする
「頑張らない」「無理をしない」という言葉…
自分にも他人にも嘘のないコミュニケーション(自己一致)を行っていれば、上記の様な言葉は必要なくなるかもしれません。
人の人生を生きているから、頑張れない、無理になってしまう…
私はフォトグラファーとしてポートレートを
2022年12月21日


ストレス発散だけではなく、その物事への対応と、それそのもを生きるための財産とする。
今ここの感情や思考を文章化することで、その物事に対するストレスの発散となり、その言語化を客観的あるいは円環的に眺めることで対応も可能となります。
2022年12月5日


存在認知 / ポートレートと心理学 / 丸本祐佐
人の心は「存在認知」が無いと生きていけない。
心理学で「ストローク」とも言われるその定義は
「あなたがそこにいることを、私は知っている」
それは人の心が生きていく上で最も欲しているもの。
多くの人は「存在認知/ストローク」を他者に求めていますが、しかしそれは他者のみに対してだけ
2022年11月23日


存在認知 / 自分の存在をネット上に残し、それを自身の「存在認知」の一部とする。
私がポートレート撮影のコンセプトにも掲げている「存在認知」...
幼少の頃からその問題はずっと自分の中に在り、日々の人生を通して思い、考え、向き合い、ようやく辿り着いた人の心にとって最も大切な「存在認知」への探求が、気づけば私の人生そのものになっていました。
2022年11月12日


痛みは自分の存在をより明確にし、それを過ぎれば、表現者としての感覚は更に鋭く敏感になる / 存在認知をコンセプトにポートレート撮影を行うフォトグラファーMAL(丸本祐佐)
表現者として、ひとつのカテゴリーに身を置き数十年続けていると、そのカテゴリーにおいての成長のスピードが緩やかになったり、停滞する様な感覚に陥る時期があります。
ここで意識することは、そのカテゴリーの中だけで成長しようとするのではなく、自分の人生の全て、日々の大小含めた出来事をど
2022年10月6日
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